
ということで、短時間で作れるインパクトの強いスライドデザインを今回から数回に渡って紹介していく。
有料テンプレートを購入しなくても、ちょっとしたコツと機能を知っていれば、クールなデザインは自作できる。
では、早速デザインを見ていこう。
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ハイセンスデザイン①
今回ご紹介するのは、こちらのデザイン。

至ってシンプルだが、存在感があってデザイン性に優れる。
また、非常に簡単なので、作成時間は数分あれば十分だ。
では、早速作り方を見ていこう。

まずは、図形で六角形を挿入しよう。

「Ctrlキー」と「Shiftキー」を同時押ししながら、六角形を上下左右に等間隔で配置していく。
「Ctrlキー」を押しながら図形をドラッグすると、同じ図形をコピーすることができる。
「Shiftキー」を押しながら図形を動かすと、可動域が上下左右90℃ずつとなるため、綺麗に配置することができる。
「Ctrlキー」と「Shiftキー」を同時押しするのは、この2つの機能を同時に使うためだ。

図形の配置が終わったら、「図形の枠線」は「線なし」を選択しよう。
そして、全ての図形を選択し、グループ化しよう。
①全ての図形をドラッグで選択したら、図形の上で右クリックを押す。
②「グループ化」を選択し、グループ化する。
*グループ化することで、バラバラだった図形が一つの図形として認識されるようになる。

続いて、図形に自分の好きな写真を挿入する。
①グループ化された図形を「右クリック」し、「図形の書式設定」を選択。
②「塗りつぶし」の中から「塗りつぶし(図またはテキスチャ)」を選択する。
③「図の挿入元」の中の「ファイル」を選択し、使いたい写真ファイルを選択する。

これで完成だ。
初めての作業だと少し時間が掛かってしまうかもしれないが、「図形のグループ化」と「写真の挿入方法」さえマスターすれば、図形と写真を使って様々なスライドデザインができるようになる。

「図形への写真挿入」は、こちらの記事でも詳しく解説されているザンス。
課長のオススメ本 PowerPoint編
オススメ本①
『伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール』
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール

好例と悪例を対比してレイアウトのルールを解説している名著。ロジカルな解説で初心者にも非常に分かりやすい構成となっている。
カスタマーレビューを見ても、その評価がとても高いことが伺えるだろう。

オススメ本②
『なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉』

デザインに特化したデザインの本質を突く名著。デザイナーを目指す人はもちろんのこと、パワポデザインにもう少し気を配りたい人など幅広い人にオススメ。
パワポで使えるテクニックも多く掲載されており実践的。ここまで高評価のカスタマーレビュー分布も珍しい。

なかなか気に入ったスライドデザインが見つからなかったら、是非見て行ってほしいザンス。