
今回は「ページデザインシリーズ」の第4弾。竹林の写真を使って違うデザインを作ってみる。
いつもどおり、カッコイイのに作業時間は5分以内、というコンセプトは変えずに臨もう。
では、早速デザインを見ていこう。

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ハイセンスデザイン④
今回ご紹介するのは、こちらのデザイン。

一見複雑そうに見える今回の作品だが、「図形のグループ化」「図形への写真の挿入」に加えて「切り出し」という機能を使えば簡単にできてしまう。
このシリーズで初登場となる「切り出し」については下の記事で詳しく説明しているので、知らない方は一読することを勧める。
では、「切り出し」の使い方がわかったら、早速作り方を見ていこう。

今回使う図形は円形だ。
この後、細長い長方形を重ねるので、あまり円が大きくならないように配置し、図形の縁は「なし」を選択しておこう。

少し細めの長方形を3本斜めに配置する。
それぞれの長方形が平行に並ぶよう、「Shiftキー」を押しながら回転させることをオススメする。

次に、「切り出し」を使おう。
「切り出し」の際、オブジェクトの選択順を間違えないよう気を付けて。


「切り出し」が終わったら分割されたオブジェクトを削除し、このような状態にしておこう。

今度は「台形」を配置するが、上下で台形の向きが異なることに注意しよう。
また、配置するときは「切り出し」してできた空白スペースを少し残すように配置しよう。

続いて、線のように細い長方形を2本用意し、上図のように平行になるように配置する。
配置が決まったら、図形全てを選択し「グループ化」して一つの図形にしておく。

ここまで来たら、あとは簡単だ。
「図形へ写真を挿入」し、これで完成だ。

今回のポイントは、「切り出し」で下地となる図形を調整し、そのあとにいくつかのオブジェクトをくっつけてグループ化するところだ。
このテクニックを使えば、より複雑なデザインも可能となるので、是非活用していこう。
課長のオススメ本 PowerPoint編
オススメ本①
『伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール』
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール

好例と悪例を対比してレイアウトのルールを解説している名著。ロジカルな解説で初心者にも非常に分かりやすい構成となっている。
カスタマーレビューを見ても、その評価がとても高いことが伺えるだろう。

オススメ本②
『なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉』

デザインに特化したデザインの本質を突く名著。デザイナーを目指す人はもちろんのこと、パワポデザインにもう少し気を配りたい人など幅広い人にオススメ。
パワポで使えるテクニックも多く掲載されており実践的。ここまで高評価のカスタマーレビュー分布も珍しい。

今回のデザインは少し複雑そうに見えますが、実はちょっとしたコツがわかれば簡単ザンス。