

現在のパンフレット

今回の課長の依頼はパンフレットデザインの一新だ。
現行パンフレットはクリーンをイメージした緑色基調なものだが、レイアウトがシンプル過ぎてどこか物足りない印象だ。
使用している素材を活かしつつ、洗礼されたイメージのデザインに変更しよう。
もちろん、使うソフトはパワーポイントだけだ。
ちなみに、変更後のデザインはこちら。
修正後のパンフレット

上品で洗礼されたデザインになってはいないだろうか?
曲線と円を使ったことで、柔らかい印象を与えることができているわけだが、今回のデザインのポイントはトリミングだ。
写真データを加工するときによく聞くと思うが、パワポにもトリミング機能が搭載されている。
今回はこの機能も紹介しながらパンフレットを作成していく。

パワポを基礎から学ぶなら、学習ペースを自分で決められる通信教育がオススメだぞ。
日々の積み重ねが大きな結果を生む。
悩むくらいなら、まずは資料請求だけでもしてみよう。
パワーポイントのトリミング機能とは
では、まずはトリミング機能の使い方を説明する。

図形が表示されるので、切り抜きたい形の図形を選択する(ここでは円/楕円を選択)。

これでトリミングが完了だ。
もちろん、切り抜いた後でも形の修正はできるため、好みの形になるまで微調整を繰り返そう。
トリミングを用いてパンフレット作成
では、さっそくパンフレットの作り方を解説する。














課長から一言

パワーポイントでもレイアウトと素材を上手く使うとパンフレットやチラシを作ることは十分可能。
画像のトリミングは使用頻度がかなり高いため、これを機会にマスターしておくように。
また、図形の切り抜き方がいまいち分からない場合は、こちらのページを確認しておくように。
課長のオススメ本 PowerPoint編
オススメ本①
『伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール』
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール

好例と悪例を対比してレイアウトのルールを解説している名著。ロジカルな解説で初心者にも非常に分かりやすい構成となっている。
カスタマーレビューを見ても、その評価がとても高いことが伺えるだろう。

オススメ本②
『なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉』

デザインに特化したデザインの本質を突く名著。デザイナーを目指す人はもちろんのこと、パワポデザインにもう少し気を配りたい人など幅広い人にオススメ。
パワポで使えるテクニックも多く掲載されており実践的。ここまで高評価のカスタマーレビュー分布も珍しい。

オススメ本③
『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』

154の技法が紹介されたパワポのザ・教科書。テクニックだけでなく、聴衆を動かすプレゼンの作り方など、コンサルとして必要なスキルが網羅された名著。528ページとボリュームも多く、実践的な内容もしっかりカバーされているため、入門書では満足できない人は是非手に取ってみて欲しい。
